辞書屋の成り立ち

1985年、キーボードに代わる入力デバイスとして、国内で初めて『ディスプレイに装着して使用する透明タッチセンサー(REM-TOUCH 1000N)』を開発・製品化し、株式会社レムトスは設立されました。

当時はコンピュータのキーボード操作に慣れた方は非常に希であり、現在のマウスの様なデバイスが存在していませんでした。その頃、画面にタッチして目的の処理を行う事や、カナ入力の際に専用の50音順キーボードを表示し、英文字入力の際にはアルファベット順のキーボードを表示できた透明タッチセンサーは、革新的な製品でした。

折しも民営化時に電話を受けながらのスムーズなデータ入力を目指されていた日本電信電話公社様に、この透明タッチセンサーの革新性と利便性にご着目頂き、ご採用に至りました。しかし、当時としては致し方ない問題ではありましたが、漢字固有名詞(住所、姓名、会社名、金融機関名等)のデータ入力に時間が掛かってしまう事や、データの入力間違い等の問題がありました。

この問題を解決すべく、日本電信電話株式会社様の多大なるご協力・ご支援により、共同開発して誕生した製品が、テキスト形式の辞書マスタファイル『REM-DICマスタファイルシリーズ』になります。その後、透明タッチセンサーはコストダウンができなかったことから、残念ながら普及には至らずに生産を中止しましたが、以来30年に亘り、コンピュータ辞書関連の専門メーカーとして現在に至ります。

世界で初めて、タッチセンサーを商品化!

 

日本電信電話株式会社様へお納めした透明タッチセンサー(REM-TOUCH 1000N)一式。

辞書マスタファイルを搭載する為、当時は非常に高価であったHDDやCD-ROMドライブを採用。

 

画面にタッチするだけで目的の処理を行える、当時では革新的な技術!

世界で初めて、ソフトウェアキーボードを実用化!

 

社名の由来

レムトスの社名の由来は、設立時の製品である透明タッチセンサーの頭文字を取ったものです。

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