漢帝Ver.4 金融機関名入力サブシステム
漢帝Ver.4金融機関名入力サブシステムは、業務用辞書とデータ検索技術を統合した、システム組込み用の金融機関情報高速入力支援ツールです。
お客様の金融機関情報を素早く入力することで、データ入力コストを大幅に削減します。
導入例と導入効果
コンタクトセンターや、対面販売等のお客様と会話をしながらのデータ入力
- データ入力効率の大幅な向上により、データ入力コストを大幅に削減。
- 金融機関情報を素早く入力することで、顧客満足度が向上し、電話ビジー率や、通信コストが大幅に低減。
- オペレーターの負担軽減。
- 入力表記が統一でき、データ入力ミスを削減。
用紙(伝票・葉書・FAX等)を見ながらのデータ入力、OCR処理後の漢字金融機関情報の修正等
- データ入力効率の大幅な向上により、データ入力コストを大幅に削減。
- オペレーターの負担軽減。
- 入力表記が統一でき、データ入力ミスを削減。
漢帝Ver.4の使用例

ユーザーアプリケーション上で、金融機関情報を入力する際に漢帝Ver.4を呼び出します。漢帝Ver.4の呼出は、予め設定した呼出しキーを押すか、API関数(アプリケーションプログラムインターフェイス)にて起動します。API関数を使用すると、漢帝Ver.4起動時に金融機関・店舗コードや、読み仮名又は漢字を検索文字として受け渡せます。

漢帝上で、目的の候補を検索・確定し、設定ファイル(予めデータの出力方法等を設定したファイル)のルールに従い、ユーザーアプリケーションへデータを出力します。

漢帝Ver.4は、ユーザーアプリケーションへデータを出力した後、非アクティブな状態に戻ります。この時、ユーザーアプリケーションは、漢帝Ver.4からのデータを受け取り、アクティブな状態に戻ります。
※オプションの拡張関数『API-EX』をご購入頂くと、漢帝Ver.4の画面を表示させずに、漢帝Ver.4の辞書ファイルを直接検索することができます。
※漢帝Ver.4は、予め簡単な出力設定を行って頂くことで、プログラミング不要でExcelやAccess等の複数フィールドへ、レコード単位でデータ出力を行うことができます。
搭載辞書のご紹介
金融機関名辞書8万件
過去25年間分の変更・廃止情報を含む、全国金融機関情報(銀行・信金・労金・農協・漁協)をすべて収容した、業務用金融機関名辞書を搭載。
業務用辞書として、辞書内容を常に最新の状態に保つため、有償で辞書の情報更新を行っております。情報更新頻度は、12回/年となります。
様々なデータ入力環境に合わせた強力な検索方法のご紹介
お客様と会話をしながらの顧客情報入力や、用紙(FAX・葉書等)を見ながらの顧客情報入力など、様々な入力シーンに合わせて強力な住所検索ツールを多数ご用意しました。
お客様と会話をしながらの金融機関情報入力に最適な『ツリー検索』
検索文字(カナ、漢字、機関・店舗コード)を入力して、 金融機関→店舗名の順に、一覧の中から目的の候補を確定していきます。一覧に候補が多い場合は、検索文字(カナ、漢字、機関又は店舗コード)を入力して候補を絞り込むことができます。

検索後、候補を確定すると、メインウィンドウに次の情報が表示されます。
1)カナ・漢字金融機関名
2)カナ・漢字店舗名
3)機関・店舗・付加コード
4)正読店名表示
5)郵便番号
6)店舗住所
7)電話番号
8)所属手形交換所番号
用紙(伝票・葉書・FAX等)を見ながらの金融機関情報入力や、OCR処理後の漢字金融機関・店舗名の修正に最適な『一括検索』
金融機関と店舗の検索文字(カナ、漢字、機関・店舗コード)を入力して、一度に目的の候補に絞り込みます。

検索後、候補を確定すると、メインウィンドウに次の情報が表示されます。
1)カナ・漢字金融機関名
2)カナ・漢字店舗名
3)機関・店舗・付加コード
4)正読店名表示
5)郵便番号
6)店舗住所
7)電話番号
8)所属手形交換所番号
削除・変更データを搭載
お客様の金融機関データを入力する際、常に最新の金融機関情報のみを入力するとは限りません。漢帝Ver.4の金融機関辞書は、最新の金融機関データの他に、過去25年間分の変更・廃止情報を搭載しておりますので、旧い金融機関を検索することができます。

自由に設定可能なデータ出力形式
自由に設定できるデータ出力形式
漢帝Ver.4は、お使いのシステムのデータ入力フィールドの形式に合わせて、自由にデータの出力形式や出力順番等を設定できます。

データの出力順番や出力形式をファイルとして保存できますので、ご利用になられるシーンに合わせて設定ファイルを複数作成し、使い分けることができます。
アプリケーションプログラムインターフェイス
ユーザーアプリケーションから、漢帝Ver.4をコントロールできる次の4つの関数を 標準でご用意しています。
呼び出し関数
漢帝Ver.4の入力画面をユーザーアプリケーションで呼び出し、使用する設定ファイル(データの出力形式や出力順番を設定するファイル)を自由に指定できます。
検索文字設定関数
検索文字(カナ、漢字、機関・店舗コード)をユーザーアプリケーションから漢帝Ver.4に引渡しできます。
データ読み出し関数
漢帝Ver.4上で検索・確定した金融機関データの各詳細情報をユーザーアプリケーションの指定したフィールドに取得することができます。
更新チェック関数
サーバー側の漢帝Ver.4のシステムファイルを更新した際に、クライアント側のシステムから更新チェック関数を実行して頂くことで、更新の有無を確認した後に、新しいシステムファイルをコピーします。
漢帝Ver.4の画面を表示させずに、漢帝Ver.4の機能をご利用になられたい場合は、別途、拡張関数『API-EX』をご購入ください。
動作環境
対応OS
Windows10/Windows11/WindowsServer2012/WindowsServer2012R2/WindowsServer2016/WindowsServer2019/WindowsServer2022
※64bit版のWindows OSで本製品をご利用頂く場合、本製品は32bitアプリケーションとして動作します。
※Windows98/WindowsMe/Windows2000/WindowsXP/WindowsVista/Windows7/WindowsServer2003/WindowsServer2003R2/WindowsServer2008/WindowsServer2008R2につきましては、サポートを終了させて頂きました。
CPU
OSが推奨するCPUに準拠
メモリ
OSが推奨するメモリ容量に準拠
ディスク容量
スタンドアロン型:約20MB
サーバー型:約20MB
クライアント型:約5MB
※ディスク容量は、辞書内容の変更に伴い、増減します。
CD-ROMドライブ
必須
価格
本体価格(スタンドアロン版)
¥45,000/台
本体価格(クライアント/サーバー版)
サーバー:¥60,000/台、クライアント:¥10,000/台
※ クライアント台数が101台以上の場合の価格につきましては、別途お問い合わせください。
情報更新料金
クライアント/サーバー版:¥240,000/年
スタンドアロン版:¥120,000/年
※同一拠点にて、スタンドアロン版を複数台利用される場合の情報更新料金につきましては、別途ご相談ください。
API-EX(拡張関数)
¥300,000/システム
漢帝Ver.4のウィンドウを使用せずに、直接辞書ファイルを検索したい場合にご利用頂くオプション機能です。